13号線からお大師様へ。
バスは渋谷を出ると明治通りをひたすら北へ向かっていく。
表参道かいわいもひっそりとした雰囲気に包まれている。
明治通りは目下「地下鉄13号線」の工事中で、
この路線が完成すると横浜中華街と埼玉県の川越・所沢が一本の線路で結ばれる。
渋谷区から新宿区に入ったころ、時計の針は10時をさした。
髙島屋のすぐそばでは小さいながらも生コン工場が操業中で、
どこかミスマッチな印象を残している。
新宿伊勢丹の前の渋滞を抜けると韓国語の看板が目につく。
このあたり、コリアタウンなのか韓国料理店が多い。
コリアタウンの先、学習院女子大学あたりから都電荒川線と併走する。
1両きりの電車がさっそうと駆け抜けていった。
池袋からは西新井駅行きのバスに乗り継いだ。
池袋駅前の繁華街を出ると住宅地になる。
案外池袋って普通の町なんだなあなんて思っているうちに北区に入る。
大正大学のそばを通り、王子駅を出ると豊島5丁目団地へと針路を取る。
豊島5丁目団地からは少しだけ荒川の河川敷と併走する。
北千住行きのバスはしばらく土手下の道を走るので、機会があれば乗ってみたいところ。
景色が伸びやかな江北橋を渡ると荒川土手操車場。
ここからはバスどおしが行き違えない狭い道をそろりそろりと走っていく。
古くからの町並みがしばらく続き、乗り降りも盛んになってくる。
環状8号線に出てすぐに西新井大師に着く。
西新井大師の境内は七五三参りで晴れ着を着た小さい子どもたちがにぎやかだ。
短いながらも仲見世もあり、草団子を売るおばちゃんの声が響く。
ご本尊に手をあわせ、「南無大師遍照金剛」と真言を唱える。
そして御朱印を賜り、王子経由でとげぬき地蔵へと向かうことにした。
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