カメちゃん、さらば。
11月の3連休明け、ある生徒がひとことつぶやいた。
「なあ、亀山さん死んだなあ。」
関西では有名だった亀山房代さんが42歳で亡くなった。
テレビだけではなく、講演会などさまざまな活動をしていた。
これから…、というときに、無念だっただろう。
生徒たちにも彼女の講演を聞かせてやりたかったし、
私自身もどこかで彼女の性教育の話を聞きたかった。
ブログネタ: 今年、亡くなって最も衝撃を受けた著名人は?
私のイメージにあるのは20年以上前のテレビ番組。
ダウンタウンや今田耕司らが出演し、
中高生の人気をかっさらっていた頃である。
MBSの「4時ですよ~だ」という番組で、
月曜から金曜までの夕方4時から1時間、
「心斎橋筋二丁目劇場」から放送していた。
亀山さんもダウンタウンらとこの番組に出演し、
大阪の芸能界で活躍するきっかけとなった。
「ザ・ぼんち」で漫才ブームを担った里見まさととコンビを組み、
漫才師の勲章でもある「上方お笑い大賞」も受賞している。
結婚後、思春期の若者の性の問題と向かい合い、
各地で性教育についても講演をおこなっていた。
インターネットや携帯電話の爆発的な普及で
10代の若者をめぐる性の問題は大きくなっている。
社会に対する不安感、自己肯定感の低さもある。
薬物使用や援助交際などとも結びつき、
興味が暴走して現実との区別がつかない問題も…。
東京都立七生特別支援学校での性教育を巡り
マスコミや東京都議会が大騒ぎとなった。
生徒の実態を適切に把握し、発達段階を考慮し、
科学的なアプローチでの教育実践であった。
「うん、なるほど。そんな方法もありなのか」と私は思ったが、
「保護者や地域の人の理解を得るのは大変かも」という印象も。
この一件、彼女はどう思っていたのだろう?
今の日本には彼女の力が必要になる場面がまだまだ多い。
ご自身の結婚、日々成長する女児の育児の体験を通して
思春期の若者たちに伝えたいことも多かっただろう。
以前、性教育に関する著書を読んだことがある。
10代の若者たちに伝えたい気持ちにあふれ、
語りかける口調と具体的で簡潔な表現が印象に残る。
自らの体験に基づいた話や率直な思いがつづられていた。
心室細動による急死という報道だった。
カメちゃん、さらば。ご冥福を申し上げます。
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